SSブログ

腰痛 予防治療法には運動不足解消と禁煙を! [美容・健康]

日本人の身体の悩みランキングで

上位を占めるのは「腰痛」である。


とくに年を重ねるとともにその割合は高くなる。


腰痛は、様々な原因で生じるが、

原因がわかるものは少なく、

原因が特定できないいわゆる「慢性の腰痛症」

のほうが多く、80%を超える。


ところで背骨と呼ばれる脊椎(せきつい)は、

首から腰にかけてある7つの頸椎(けいつい)、

12個の胸椎、5つの腰椎と、

骨盤にある仙骨と尾骨のことで、

骨と骨の間にある椎間板がクッションの役割を果たす。


そして、脊椎の中には脊髄や神経が通る

脊柱管というトンネルがある。


腰痛で整形外科を訪れる患者の2大疾患は

椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄(きょうさく)症だ。


椎間板ヘルニアは20~40代の比較的若くて

働き盛りの人がなりやすい。


椎間板ヘルニアは馬尾(ばび)と呼ばれる

脊髄の終わりのほうの神経が、

前方から椎間板の中から飛び出してきた

軟骨様の髄核によって圧迫されている状態である。


おしりや太腿(ふともも)、

下腿(かたい)<ひざから足首の部分>、

あしに痛みやしびれが出る。


痛みが強いときは安静にし、

コルセットをつけて炎症や痛みを抑える薬を使う。







また、神経を圧迫している髄核は

中央に出っ張るものであれば

自然に小さくなることがわかってきたので、

薬などで痛みをやわらげながら様子をみる。


それでも回復せず日常生活の妨げになる、

外側に脱出し神経の逃げ道がなくなるもの、

排尿に問題があるものには手術が必要になる。


近年、痛みが神経に伝達する道を

ブロックする薬が開発され、

手術をする割合が少なくなっている。


太った人は腰に負担がかかるので

リスクになり、男性にやや多い。


ヘビースモーカーの人も椎間板によくない。


受動喫煙の影響でヘビースモーカーの子どもには

成長軟骨板椎間板の障害が起きることも報告されている。


腰痛のある人には、まず禁煙することを勧める。



禁煙ブタからの脱出 奇跡の”禁煙”プラス”ダイエット”法、これで痩せながら禁煙成功!禁断症状も感じないで楽々成功です。


一方、60~70代に増えてくるのが脊柱管狭窄症だ。


これは背骨の関節の近くにある黄色じん帯が厚く、

硬くなって出っ張り、

神経を後ろから圧迫することで起こる。


脊柱管狭窄症は脊柱管が生まれつき狭い人がなりやすい。


比較的軽い脊柱管狭窄症の人は、

神経の血流を改善する薬の服用

または点滴で症状は軽減回復する。


圧迫された神経に選択的に局所麻酔剤を入れる

神経ブロック注射が有効な人もいる。


足の筋力が落ちている、

尿が出づらいといった麻痺のある人には、

手術をしなければならない場合が多い。


骨を削って圧迫を取る除圧術が基本になる。


治療費は、椎間板ヘルニアも脊柱管狭窄症も

短期間の入院で済み健康保険の適用なので、

高額療養費制度によって負担が軽くなる。


脊柱管狭窄症と同様、

高齢にともない発症が増えるのが骨粗鬆症だ。


骨粗鬆症による腰痛の典型は圧迫骨折だ。


骨粗鬆症は、閉経後に骨量が急激に

減っていく女性に多い病気だが、

男性もスピードがやや緩やかながら、

やはり骨量が減っていくことにかわりはない。


骨粗鬆症の治療は投薬が中心になる。


近年、昭和大学・須田立雄名誉教授が

世界に先駆けて破骨細胞の分化誘導因子を発見し、

その後、人にも有効な治療薬(デノスマブ)が

使われるようになった。


デノスマブは、破骨細胞の働きを活発にする

RANKLという物質と結合し、

破骨細胞が活性化するのを阻止して、

骨が弱くなるのを防ぐ。


半年に1回の点滴で有効である。

健康保険の対象にもなっている。


腰痛の予防法は、まず腹筋と背筋の両方を

バランスよく鍛えることだ。


筋肉が強ければ、腰椎を守り、

痛みを防いでくれる。


エアロビクスは、歩く、走る、

泳ぐよりも予防効果は高い。


ストレッチングや無理をしない腹筋、

背筋の運動を短時間でも毎日続けることが腰痛予防には大切だ。



シークレットモデルダイエット




元記事 http://news.infoseek.co.jp/article/president_15227/



スポンサーリンク






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
PR

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。